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おやつにはチョコレートを(でもダークなやつでね)

[2018.05.01]

皆さんはおやつに何を食べますか?食べない人も多いのかもしれませんが、どうしても食べてしまうという人は少なくないはずです。職場や自宅に買い置きしてあるものを何となくつまんでしまうというのが一番ありそうなことですが、今日はこれ、明日はあれ、というように気合を入れて(?)食べている人も中にはいるでしょう。
普通の大人にとっておやつは不要なものなのでしょう。食べた分だけお腹の肉としてついてしまう気がします。ただおやつのない人生がつまらないのは事実です(たぶん)。そこで何を食べるかという問題になります。
甘いものが好きな人は、もちろん毎日でもお菓子が食べたいものでしょう。しかし毎日際限なくお菓子を食べていたら大変なことになってしまうことは、考えるまでもなくわかります。ケーキでもアイスクリームでも結構ですが、それはたまの楽しみすべきです。少しだからと毎日クッキーやお煎餅をつまむのも、人によっては体重を増やしたり血糖値を上げたりする原因になり得ます。
理想的には果物、ナッツ類、ヨーグルトといったものでしょう。これで満足できる人はこれで十分です。この3つは近年需要が増えているためか、バリエーションが豊かになっています。青果売り場に行くと、季節を問わず(それが良いのか悪いのかわかりませんが)様々な果物が所狭しと並べられています。いろいろな物を試してみると良いですが、やはり季節のものが美味しくて安くなる傾向にはあります。ナッツ類もかなり充実しており、いろいろ試すことができるようになっています。ロカボナッツなんていうものをあちこちで見かけるようになりましたが(ナッツがローカーボ(低糖質)なのは当たり前)、これも歯ごたえよく美味しくできています。できれば塩分が添加されていないものを。ヨーグルトは以前からいろいろな商品がありますが、残念ながら多くは砂糖やその他余計なものがいろいろ添加されています。ただ最近は美味しいものも出てきていますし、種類が多いと飽きずに済みます。
それとダークチョコレートです。近年ダークチョコレートは、含有するカカオのフラボノイドのためか良いデータが報告されるようになっています。神経系や血管系の機能を回復、または機能の低下を遅らせることにより、記憶力の改善やアルツハイマー病やパーキンソン病の進行抑制の可能性が指摘されています。最近ではダークチョコレートを食べた時には、ミルクチョコレート食べた時と比べて視機能が短時間のうちに改善するというデータも報告されていました。苦いものが嫌いな人に言わせると「机の脚をかじっている気分」とのことですが、これも最近はいろいろな種類が売られており、好みのものを見つける楽しみがあります。
食品が薬のような効果をもたらすという程の期待はすべきではありません。ただ面白いことに、野菜やこういった食品は、食品として摂取した時にはそれなりの効果が見出せますが、サプリやジュースの形になると効果がなくなってしまうものが大半です。健康のためと思うのであればなおさら、うまい宣伝文句に高いお金を払うのでなく、いろいろな物を食品として香りや歯ごたえを含め味わうことが良い結果も生みそうです。

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