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スポーツを!(秋だからというわけでなく)

[2018.10.01]

東京での大運動会までもう2年を切ったというのに、この国のスポーツ界ではいまだに暴力やパワハラといった話題が後を絶ちません。スポ根なんてもうずっと前の話かと思っていたのに、実はそうでもないのですね。
少し前に多くの人が経験したように、スポーツ観戦は手に汗握り、興奮、感動(そして最後には落胆することもしばしば)といったことが一度に楽しめるものです。一流選手同士の対戦は当然面白いものですが、素人同士や子どもの試合だって見れば(不思議と?)それなりに楽しめるものです。
前回の東京オリンピックの時には、それに合わせて運動を始める人がたくさんいたそうなので、今回もこれから自分で運動を始める人が増えてくるかもしれません。どれほど続くかはわかりませんが・・。
最近発表された研究結果によると、世界の4人に1人が運動不足なのだそうで、特に高所得国の人や女性ではその割合が高くなる傾向にあるようです。
ちなみに今の世の中、どの程度で運動不足と言われてしまうかというと、週に150分の中等度の運動ができていない場合です。言い換えれば毎日20~30分の早歩き(ではつまらないのでどうせならダブルスのテニスや遊び程度のバスケなどが良いですが・・)ができていない状態ということになります。もっと激しい運動であれば週75分でも構わないということにはなっています。
運動部所属の中高生ならこんな程度の運動量は朝飯前(実際、朝練でこなしてしまう)でしょうが、日本の大人でこの基準をクリアしている人は6-7割程度のようです(そんなにいるとも思えませんが)。今年こそウォーキングするぞ!と始めても、たいていは1か月もすると言い訳ばかりがうまくなります。
運動と言うとウォーキングやジムと考える人が多いようです。確かにほぼ誰でもできますし、大した準備もいりません。しかし長続きする人もまたほとんどいません。なぜならウォーキングやジムでは脳みそが満たされないからです。
運動を続けるためには(健康になりたいという以外の)動機を保ち続けることが大事です。楽しい、うまくなりたい、気に入らないあいつをギャフンと言わせたい(最近ではあまり使わない表現ですが笑)、といった思考が今日も来週もあなたをスポーツに向かわせるのです。スポーツしましょ!

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