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ソフトドリンクに注意

[2016.12.09]

コンビニやスーパーに行くと、飲料のコーナーにありとあらゆる種類の飲み物が置かれています。水、お茶からフルーツジュース、缶コーヒー、乳飲料、スポーツドリンクと挙げればきりがありません。このようなものを清涼飲料、またはアルコール飲料に対比させてソフトドリンクと呼んでいます。アルコールはもちろんたくさん飲めば体を害しますが、ソフトドリンクもまた飲みすぎには注意が必要です。
糖尿病で受診される方の中にソフトドリンク、いわゆるジュース類を毎日のように飲んでいるという方がいます。このような場合、飲み物をお水やお茶に替えてもらうだけで、血糖値は大きく改善します。近年では20~30代の若い人や、時に子どもでもジュースの飲みすぎで糖尿病になってしまっている人がいます。また肥満や中性脂肪の上昇の原因になります。
世界保健機関(WHO)では、このようなジュース類に税金をかけて価格を上げることを推奨しています。価格が上がることで消費量を抑え、肥満や糖尿病などを増やさないようにすることが目的です。これはソーダ税ともいわれ、すでに世界のいくつかの国や地域で導入されています。数ある飲み物の中からジュースを選んで飲むということは個人的なことですが、国の政策としてソフトドリンクの消費量を抑えることは、その後の病気や医療費を抑えられる可能性があり理に適っているのかもしれません。

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