メニュー

テレビとゲームと寝不足と 成績が落ちてしまいます

[2019.12.22]

子どもたちはテレビ、ゲーム、動画サイトが大好きです。好きにさせておくと一日中やり続ける勢いです(もちろんそんなことはさせませんが)。きっとうちの子だけではないはずですし、ひょっとすると大人でもそんな人は少なくないのかもしれません。
友達と集まってもそれぞれがみんなゲームを手にして遊びますし、最近ではわざわざ集まらなくても通信しながら一緒にゲームを楽しんでいるようです。いつの時代でもそうなのでしょうが、私たちのころとは隔世の感があります。
ゲームをしているときには特に瞬きもせず、目だけが動いているという異様な、少し怖い感じすらします。きっといろんなものが蝕まれているんだろうなあと残全な気持ちになります。しかしこれらを彼らの人生からなくそうという努力は大概無駄に終わるということを多くの人が経験からご存知でしょう。
テレビやゲームの時間が長くなると、肥満や不健康な人が増えることは多くの研究で明らかにされています。しかしそれだけでなく、子どもたちはこれらによって文字通り頭が悪くなってしまうようです。
テレビ視聴やゲームなどの時間と、子どもたちの言語や計算といった知的能力の関係を調べた研究も数多くあります。それらをまとめて評価したものによると、やはりテレビやゲームの時間が長くなるとこれらの成績は落ちてしまうという結果でした。特に10歳くらいからの子どもには顕著になるようです。
子どもたちはテレビやゲームだけではなく塾にもいかなければならず多忙です(かわいそうに)。そして間違いなく睡眠時間を削られることになります。これも結果的に肥満や成績の低下、情緒不安定といったことに繋がります。
ある日ゲームばかりしている長男に、「お前の脳みそは溶けかかっているぞ、きっと」と言ったら、「じゃ、神経衰弱(トランプの遊び 記憶力が試される)で勝負だ!」ということに。結果はそう、ご想像の通りです・・・完敗しました、私が。若いってうらやましい。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME