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メガネの効用?

[2023.01.14]
若い頃から目が悪い(近視)という人は多いと思います。私も高校生の頃(もしかすると中学生?)からメガネをかけ始め、今ではバスケとお風呂と寝ているとき以外はだいたいメガネをしています。子どもにとってもメガネの印象が強いようで、保育園に通う下の子は「パパの絵を描いてあげる」と言って、パパのメガネ~♪ パパのメガネ~♪と歌いながらメガネをかけた雪だるま(なぜ?笑)を描いていました。
メガネの歴史は意外と古く、13世紀頃から存在したようです。日本にはあのフランシスコ・ザビエルが持ち込んだとという記録があるそうで、室町幕府でも江戸幕府でも将軍家に愛用されていたとか。でもメガネって、歴史がある割に代わり映えしないと思いませんか?最初は手に持って使っていたのが、その後鼻眼鏡に、そして現在の耳にかけるタイプになったという進化はあったものの、基本的な構造は変わりなく、昔のものを見せられて「これなーんだ?」と聞かれても「メガネ!」としか答える以外にボケようもありません。
コンタクトレンズはメガネの革新的な進歩の一つと捉えることができます。使っている人も多いことでしょう。しかしコンタクトレンズがこれだけ安価に使用できる時代になってもみんながメガネに別れを告げるということは起こりません。むしろ近頃では以前よりもメガネが人気となっており、徳川幕府よろしく不動の地位を築いています。私の友人の眼科医たちも多くがメガネ派で、普段コンタクトレンズもしなければレーシック(近視矯正手術)も受けていません。理由を尋ねても皆口をもごもごさせるだけではっきりしたことは教えてくれません(笑)。きっと彼らだけが知っている秘密があるのだと私はにらんでいます(私だけですが)。
内科医の拙い知識ですが、コンタクトレンズには確かにいくつかの弊害があります。角膜を傷つけるとか感染を起こすとか、はたまた眼瞼下垂の原因になりうるといったことが挙げられます。ただ、使用経験からの感想としては、異物感や乾燥した感じが時間が経つほど強くなり、コンタクトレンズを装着したままうっかり寝てしまった時などは、起きた時に最悪の装着感を実感する羽目になります。その点メガネは寝たいときに簡単に外せて、起きた時にもすぐにかけられるのでお昼寝愛好者にはもってこいのアイテムです。決して私がお昼寝愛好者だと言っているのではありません。
これだけアナログ感が強いメガネが、長い間形を変えず多くの人に愛用されているということは、発明自体が相当優れたものだったということなのかもしれません。さらに欲張って、昨今の新型コロナに対してメガネに感染予防の効果があるのではないかと考えて調べた人がいます。結果ですか?残念ですが感染に対する予防効果は認められませんでした。ちょっと欲張り過ぎましたかね。私はそこまでは欲張ってはいないつもりですが、メガネにワイパー機能が付いたらいいのにと昔から雨降りのたびに思っています。
こんなくだらないことを考えて1日を過ごした帰り道、子どもに「今日はパパ、仕事で何してた?」と聞かれ、「いや、あの、いろいろ考え事したり・・」としどろもどろに笑。(たぶんいつも「今日は保育園で何したの?」と聞くからでしょうね)
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