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休み=太る は間違いかも

[2019.08.19]

お盆休みも終わってしまいました。旅行先や帰省先で飲み食いし続けてしまった(私を含め)皆さま、昨日までの自分に決別して速やかに元の自分に戻りたいものですね。
長い休暇があると体重が増えるというのは、多くの人が経験するところです。欧米では感謝祭からクリスマスあたりが体重増加のリスクのようです。日本では盆と正月、5月連休といったところでしょう。そういえばラマダンも肥満のリスクとして有名です。

ところが最近、休暇はメタボを予防する効果があるという研究結果が報告されています。これは米国人を対象にしたものですが、休暇をより頻回にとる人は、メタボになる確率が低いのだそうです。休暇の総時間よりも何回とるかということに関係しており、年間5回も休暇をとる人(ステキ!)なんかではメタボは相当少ないという結果です。また休暇を家で過ごす人に特にこれらのことは当てはまるということでした。 休暇は体重増加のリスクであるはずなのに、このような結果になるというのは面白いものです。おそらくはしばしばリフレッシュして、ストレスがコントロールでき気持ちに余裕を持てることなんかが、長い目で見て体重や健康に良い影響を与えるということなのでしょう。 大学の大先輩方がよく言っていたのが、“働き過ぎて身体を壊しても誰も褒めてはくれないよ”という言葉です。若いうちはピンときませんが、年々含蓄のある言葉だなと思うようになりました。なにせ働き方改革などという言葉が必要なほど働き過ぎ(働かせ過ぎ)な国ですから。休暇をとることに後ろめたさを感じさせる雰囲気がまだまだありますが、リフレッシュして健康も仕事の能率も上がりのならこれ以上のことはありません。 次に私たちが休む時にはそのためと思っておいてくださいね。
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