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良い夫婦

[2016.11.23]

昨日は「良い夫婦」の日でしたね(と、子どもに言われ気づきました)。だからと言って記念日にしている人は少ないでしょうが、相手を大事な人だと再認識するには良いきっかけになるかもしれません。
昨今は晩婚化とともに結婚しない人も増える傾向にあり、生涯未婚率は男性で2割、女性で1割を上回るとされています。たまたま縁がないとか、めんどくさいとか理由はいろいろなのでしょう。
結婚は良いものだ!とここで断言するつもりはありません。ただ多くの人は結婚しており、結婚がそれなりに医学的にも利益をもたらしているということは言えるようです。
結婚していれば離婚しない限り、多くの場合死別することになります。一緒に暮らしていれば相手に対していろいろな思いを抱くのが普通ですし、相手のために自分が思い通り行動できない場面も少なからずあるはずです。しかし精神的な支えや経済的な安定をもたらすなど良い面は当然ながらたくさんあります。
夫婦が死別すると、残された一方は死亡率が高くなります。特に死別のすぐ後がリスクが高く、徐々に低下していくことが研究で示されています。これは残された側が男性であるとより顕著にみられるという報告もありますが、それは精神的な面や日常生活で妻への依存度が高いからなのかもしれません。
当然相手に対して少なからず感謝の念は持っていることでしょう。でも思っているだけでは伝わらないものです。死んでしまったら「ありがとう」は伝えることはできません。良い夫婦の日だけと言わず、普段から感謝はきちんと伝えたいものですね。

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