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食べる順番

[2016.09.04]

昨夜は糖尿病の勉強会に出席してきました。メインの講演は食べる順番とインクレチンのお話。インクレチンとは胃や腸から分泌されるホルモンで、膵臓からのインスリン分泌を調節するもののことです。インクレチンの効果を引き出すことは糖尿病の治療に繋がります。実はこのインクレチンに関連した薬が、現在日本では大半の糖尿病患者さんに使われています。
糖尿病というと、糖質・炭水化物の摂取を抑えることが大事ということは感覚的にもわかりやすいでしょう。しかしどんな順番で食事を摂るかということも血糖値に少なからず影響します。ベジ・ファースト(野菜を先に)なんていう言葉も多くの方が耳にしたことがあると思います。野菜を先に食べることで、後から食べる糖質の量や吸収の速度を抑えることができるといった効果が期待されます。しかしここにインクレチンはあまり関係しません。実は魚や肉、乳製品といったたんぱく質を食べた後でご飯(白米)を食べるようにすると、インクレチンがしっかり出て食後の血糖値が抑えられるのです。お勧めの食べ方としてはやはり野菜・魚や肉を先に、そして最後にご飯を味わいながら、ということのようです。
私が書いている産経新聞のコラム「健康カフェ」第13回でも食べる順番について取り上げました。

http://www.sankei.com/life/news/151208/lif1512080004-n1.html
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