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甲状腺疾患

甲状腺は喉元にある臓器で、私たちが元気に暮らしていけるようなホルモンを分泌しています。このホルモンが過剰になれば動悸、体重減少、やたらと汗が出る、手が震える、じっとしていられないといった症状が出ます。逆にホルモンが足りなくなると徐脈、体重増加やむくみ、やる気が出ないといった症状が出ます。

ただ、実際にはこのような症状が出たから甲状腺が悪いのでは、と疑って受診する人はほとんどいません。何となく体調不良が続くといくつかの病院を受診するのですが、それでも甲状腺の異常に気付かれずに何か月も我慢を強いられるということがしばしば起こります。また特に症状はないものの、健康診断で肝障害や脂質異常を指摘されたことから発覚することもあります。

甲状腺ホルモンは血液検査で測定することができます。しかし一般的な健康診断や通常の診療ではまず測定することはなく、甲状腺の病気を疑った時にしか測定しません。医師に甲状腺疾患の診療経験や知識がなければ見落とされがちと言えます。気になる症状や体の変化は具体的に伝えるとより良いですし、甲状腺が心配であればその旨を診察時に伝えると良いでしょう。

当院ではバセドウ病、橋本病などの甲状腺疾患の診断・治療を行っております。他の病院で受けていた治療を当院で継続することも可能です。また、細胞診や外科的治療が必要な場合は適切な施設をご紹介させていただきます。

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