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糖尿病と目

[2016.09.09]

糖尿病はなぜ治療しなくてはいけないのでしょうか。多くの人は血糖値が正常値より高いから、なんとなく下げなければいけないと思っているかもしれません。糖尿病と言われてもなにも症状がないことが普通なのですから。
症状があろうがなかろうが、もちろん糖尿病は治療した方が良い理由がいくつもあります。そのうちの一つとして目の合併症の予防があげられます。血糖値が高い期間が長く続くと、目の奥にある網膜が傷み視力が落ちてしまい、時には失明することもあります。これを予防するためには、特に糖尿病の初期から血糖値を低く保つことが大事になります。
そしてもう一つ大事なこと、それは眼科で眼底検査を定期的に受けることです。網膜が傷つき始める時には症状はまだありません。ですが眼科医が見ていればわかりますし、わかればこその対策を講じることができます。知らなければ眼底検査を受けることはないでしょうし、一度検査で問題ないと言われると、その後症状がなければまた検査を受けることを忘れがちになります。糖尿病があれば、目の症状がなくても年に1-2回は必ず眼科を受診しましょう。
産経新聞の【健康カフェ】48回でも糖尿病と目のことを取り上げました。
http://www.sankei.com/life/news/160906/lif1609060014-n1.html

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